パステル初級レッスン
視覚デザイン研究所・編集室(著)、早坂 優子(著)
サイズ:B5
ページ数:全112P
ISBN:9784881081037
【この本の紹介】
【初めてパステルに触れる人から、パステル画をよりうまくなりたい人まで】
パステルは、温かい色合い、独特の風合いをもった親しみやすい画材です。ルドン、ドガ、ボナール、ロートレックなど多くの画家たちも個性的に使いこなし、多くの名画を描いています。
この本では、日常生活の身近なものをモチーフとして、描き方をわかりやすく解説し、パステルの持つ手軽さと発色の良さ・色みの温かさといった独特の魅力をひきだしてパステルの楽しい世界を紹介します。
リンゴ、バナナ、クラッカーの箱、缶詰、乾燥した紫とうもろこし、橋のある河や街の風景や人物など日常生活の身近なものをモチーフにして、重ね方・ぼかし方をはじめとするパステルの基本となる制作方法や、水彩などと組み合わせて描く方法を写真を多用して丁寧に解説しています。また、平面に三次元を再現するパステルのための空気遠近法や、風景をモチーフにしたときの水平、垂直、導線の組み立て方、テーマを際立たせるための構図や色、省略のバランスなどのテクニックの解説は、さらに一段上達するための参考になります。
様々なパステルの特徴と選び方、紙の選び方、パステル画を描くときにあれば便利なものも紹介し、パステルをより使いこなせるようになっています。
【この本で紹介する内容】
●Lesson1 初めましてパステル
画材店で見つけたパステル
これを使って何を描こう
色見本をつくって関係を確かめてみよう
気分はパステル
それは柔らかいものだろうか
それは可愛いものだろうか
それは色の美しいものだろうか
それは自然な形の楽しいものだろうか
基本レッスン
描くのに道具はいらない
こすってぼかすを覚えよう
初めはりんご 線とぼかしでオーソドックスに描く
次もりんご 色の粒で描いてみる
またまたりんご 線を重ねて集めて描く
本くに子のふんわりパステル夢の国
大切なのは紙の色
紙の色も一色として考える
何色の紙を選べばいいのか
なぜパステルは色数が必要なの?
●Lesson2 パステル素材の料理法
重ね方に工夫
薄く重ねて下色を生かす
厚く重ねてマチエールを生かす
ステンシルであそぼう
色の粉を擦り重ねる
柔らかい線を重ねてトーンを生かす
クレヨンみたいなオイルパステル
画材の混合
シャープな線は引き締め役
何を組み合わせるかが問題だ
透明水彩であくまでソフトに
水彩のための特別レッスン
ガッシュであくまで重厚に
アクセントにパステルを使う
水彩のための特別レッスン2
●Lesson3 モチーフ別上達のポイント
静物のモチーフ
雰囲気ごと画面に写しとる
構図と色で演出を考える
省略と描き込みのバランス
風景のモチーフ
水平線と垂直線、導線で組み立てる
余白が奥行きを感じさせる
平面に三次元を再現する
遠近法を駆使して描く
人物のモチーフ
顔は凸凹の集まり
持ってて便利なものもある
模写は偉大な絵の先生
イメージを絵にする
たとえば絵本のイメージに
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