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絵付けで楽しい陶芸

絵付けで楽しい陶芸

著:視覚デザイン研究所・編集室;島田 文雄;佐伯 守美;豊福 誠

サイズ:B5

ページ数:全144P

ISBN:9784881081181

  • 【この本の紹介】

    絵を描くというとても表現的な仕事と、色を出すという科学的な仕事が、表裏一体となっている絵付け。この絵付けを下絵付け、釉や顔料、上絵付けに大別して紹介。作家先生方の実際の調合などの未公開データと、工房を訪ねて取材した制作過程を写真と文で解説しました。専門性の高い内容にもなっています。

    【この本で紹介する内容】
    ●下絵付けで描くもよう
    「すきっとした形の陶筥に余白を生かして描かれたもくれん」制作:上田哲也
     ・絵付けの流れ・花びらを描く・葉を描く・枝を描く
    「丸い皿に丸いスイカ 描く楽しさを筆にたっぷり含ませて」制作:上田哲也
     ・絵付けの流れ・葉を濃淡で描き分ける・スイカの輪郭を描く
     ・皿を傾けながらスイカをダミする・線で締めて絵付けを仕上げる
    「かつて見た景色 ブドウの葉の紅葉を壺に写す」制作 神谷紀雄
     ・成形から絵付けまでの流れ・形をロクロでひく・鉄で輪郭を描く
     ・銅で葉とブドウの実を描く
    「シャープな切れ味と柔らかい手技が同居した小さな徳利」制作:神谷紀雄
     ・半紙にのりをつけて貼る・鉄絵具を吹きつける

    ●釉や顔料で描くもよう
    「白磁に溶け込むようなアヤメ 色は重ねて微妙さを増していく」制作:島田文雄
     ・絵付けの流れ・彫りやすい乾き具合に調節する
     ・1回目の着彩・2回目の着彩・吹墨の準備
    「染めるという不思議 絵の向こうから光がもれてくるような感じ」制作:上瀧勝治
     ・絵付けの流れ・いよいよ素地に布染め
     ・4種類の顔料で染める・エアブラシでぼかしを入れる
    「透明感のある色と暖かみのある白でつくったビールジョッキ」制作:奥田武彦
     ・成形から絵付けまでの流れ・腰のない土は素早くひく
     ・4色の顔料で下絵付け・本焼きの後、上絵付け
    「水彩で描く 風景画のように自由に」制作:迎 泰夫
     ・絵付けの流れ・釉掛け前にマスキング・緑の下絵顔料でネギの葉を描く
    「葉の形を決める かき落としの線に色釉がふんわり重なる」制作:大河内泰弘
     ・絵付けの流れ・白化粧を生掛けする・鉄と釉で山帰来を描く

    ●上絵付けで描くもよう
    「カヤ目のキャンバスから鮮やかにとび出す赤と緑の組み合わせ」制作:今井一美
     ・成形から絵付けまでの流れ・ロクロ成形に手びねりをひと味加える
     ・スイカの皮の部分を描く・上絵の赤でスイカの中味を描く
    「和と洋の絵具を使い分けて新しい色を見つける」制作:豊福 誠
     ・絵付けの流れ・銀彩―銀泥を塗ってかき落とす
     ・上絵付け―まずは骨描き・銀彩の上に上絵具を重ねる
    「壺に閉じ込められた季節 花びらの微妙な色の変化が色絵の世界を広げる」制作:末岡信彦
     ・絵付けの流れ・本焼き前の絵付け―桃の花を描く
     ・上絵付け 玉ぐすりで色ふせ・上絵―首のもよう
    「黒い土を積みあげた形 表面にみがきをかけて渋く施された銀彩」制作:平賀妙子
     ・成形から絵付けまでの流れ・美しいカーブは〈みがき〉も生きる形
     ・金ノコの刃で側面をみがく・千枚通しでもようの下描き

    ●材料と作業のコラム
    ・やきものをつくる作業の流れとポイント
    ・下絵具(したえのぐ)
    ・伝統的なもよう
    ・マスキングと撥水剤
    ・下絵具のテストピース
    ・銅の発色
    ・下絵顔料
    ・液体顔料のテストピース 
    ・基礎釉と釉
    ・色釉のテストピース 
    ・上絵具のテストピース
    ・上絵付けの工程ごとのポイント
    ・上絵具、釉のレシピ
    ・金彩・銀彩
    ・窯場探訪絵を描くというとても表現的な仕事と、色を出すという科学的な仕事が、表裏一体となっている絵付け。この絵付けを下絵付け、釉や顔料、上絵付けに大別して紹介。作家先生方の実際の調合などの未公開データと、工房を訪ねて取材した制作過程を写真と文で解説しました。専門性の高い内容にもなっています。【この本で紹介する内容】●下絵付けで描くもよう「すきっとした形の陶筥に余白を生かして描かれたもくれん」制作:上田哲也 ・絵付けの流れ・花びらを描く・葉を描く・枝を描く「丸い皿に丸いスイカ 描く楽しさを筆にたっぷり含ませて」制作:上田哲也 ・絵付けの流れ・葉を濃淡で描き分ける・スイカの輪郭を描く ・皿を傾けながらスイカをダミする・線で締めて絵付けを仕上げる「かつて見た景色 ブドウの葉の紅葉を壺に写す」制作 神谷紀雄 ・成形から絵付けまでの流れ・形をロクロでひく・鉄で輪郭を描く ・銅で葉とブドウの実を描く「シャープな切れ味と柔らかい手技が同居した小さな徳利」制作:神谷紀雄 ・半紙にのりをつけて貼る・鉄絵具を吹きつける●釉や顔料で描くもよう「白磁に溶け込むようなアヤメ 色は重ねて微妙さを増していく」制作:島田文雄 ・絵付けの流れ・彫りやすい乾き具合に調節する ・1回目の着彩・2回目の着彩・吹墨の準備「染めるという不思議 絵の向こうから光がもれてくるような感じ」制作:上瀧勝治 ・絵付けの流れ・いよいよ素地に布染め ・4種類の顔料で染める・エアブラシでぼかしを入れる「透明感のある色と暖かみのある白でつくったビールジョッキ」制作:奥田武彦 ・成形から絵付けまでの流れ・腰のない土は素早くひく ・4色の顔料で下絵付け・本焼きの後、上絵付け「水彩で描く 風景画のように自由に」制作:迎 泰夫 ・絵付けの流れ・釉掛け前にマスキング・緑の下絵顔料でネギの葉を描く「葉の形を決める かき落としの線に色釉がふんわり重なる」制作:大河内泰弘 ・絵付けの流れ・白化粧を生掛けする・鉄と釉で山帰来を描く●上絵付けで描くもよう「カヤ目のキャンバスから鮮やかにとび出す赤と緑の組み合わせ」制作:今井一美 ・成形から絵付けまでの流れ・ロクロ成形に手びねりをひと味加える ・スイカの皮の部分を描く・上絵の赤でスイカの中味を描く「和と洋の絵具を使い分けて新しい色を見つける」制作:豊福 誠 ・絵付けの流れ・銀彩―銀泥を塗ってかき落とす ・上絵付け―まずは骨描き・銀彩の上に上絵具を重ねる「壺に閉じ込められた季節 花びらの微妙な色の変化が色絵の世界を広げる」制作:末岡信彦 ・絵付けの流れ・本焼き前の絵付け―桃の花を描く ・上絵付け 玉ぐすりで色ふせ・上絵―首のもよう「黒い土を積みあげた形 表面にみがきをかけて渋く施された銀彩」制作:平賀妙子 ・成形から絵付けまでの流れ・美しいカーブは〈みがき〉も生きる形 ・金ノコの刃で側面をみがく・千枚通しでもようの下描き●材料と作業のコラム・やきものをつくる作業の流れとポイント・下絵具(したえのぐ)・伝統的なもよう・マスキングと撥水剤・下絵具のテストピース・銅の発色・下絵顔料・液体顔料のテストピース ・基礎釉と釉・色釉のテストピース ・上絵具のテストピース・上絵付けの工程ごとのポイント・上絵具、釉のレシピ・金彩・銀彩・窯場探訪
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消費税抜き
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